- その魅力と味わい - 日本固有品種、甲州

日本ワインといえば"甲州"。国際的にも評価が高まっている、日本を代表するブドウ品種は、実は非常に多彩な味わいを生み出します。甲州の豊かなバリエーションとその奥深い魅力にフォーカス!

「日本ワイン=甲州」と言われるほどの重要品種。世界にも、日本固有種としてのKOSHUをアピール!

日本固有種として国際的にも認められた"甲州ブドウ"。長めの房が藤色〜えび茶色に色づき、"灰色ブドウ"とも呼ばれる白ブドウです。山梨県甲州市の岩崎地区で発見されたと言われ、日本の800年以上前にはすでに栽培されていたようで、欧州種(V. vinifera)の交配品種であることが近年解明されています。もともとは食用として栽培されていましたが、明治期にワイン醸造用としても使われるようになりました。特長は淡い色合いと繊細な味わい、柑橘や桃のアロマ、はつらつとした酸も感じさせます。"出汁のような味わい"と表現されることも多く、さまざまな料理に合わせやすい味わいですが、特に日本料理との相性は抜群です。2010年6月には、日本固有のブドウとして初めて「国際ぶどう・ぶどう酒機構(OIV)」に品種登録されたことで、EU市場へ"KOSHU"種をアピールできるようになりました。近年、甲州ブドウを使ったさまざまなタイプのワインがリリースされるようになっており、その魅力はますます高まっています。

※左から5番目の画像はイメージです。2020ヴィンテージは完売しました。現在の取り扱いは、2021ヴィンテージです。

写真左から:
Koshu 2018 extra brut/3,960yen(税込)
【wa-syu限定】シグナチャー甲州 2019/5,500yen(税込)
ホンジョー 甲州ドライ大樽貯蔵 2019/1,980yen(税込)
【岩崎醸造×wa-syu】IWAI KAMOSHI-SPARKLING No.3/7,920yen(税込)
甲州 2021/2,750yen(税込)
かもしかわいん 2020/3,630yen(税込)
ジャポニカ 甲州 アパッシメント 2018/23,100yen(税込)
セレクト 白 2019/2,530yen(税込)

▼「品種リスト」はこちら

世界的にブームのオレンジワイン。甲州醸しスタイル。

白ブドウを使って、赤ワインを造る製法と同じように造られたワイン。収穫した果実を除梗・破砕したあと、果皮や種を果汁に浸けこみ数日間発酵させることで、果皮由来の成分が溶出。味にも深みが加わります。美しいこはく色になることから"オレンジワイン"と呼ばれ、近年大ブームとなっていますが、勝沼地区では"甲州醸し"という、古くからおこなわれてきた技法でした。しっかりとした口当たりなので、脂がある食材や、風味が強めの料理ともよく合います。

※左から1番目の画像はイメージです。2019ヴィンテージは完売しました。現在の取り扱いは、2020ヴィンテージです。
※左から2番目の画像はイメージです。2021ヴィンテージは完売しました。現在の取り扱いは、2022ヴィンテージです。
※左から7番目の画像はイメージです。2019ヴィンテージは完売しました。現在の取り扱いは、2020ヴィンテージです。

▼「甲州ワインのアイテムリスト」はこちら
▼「品種リスト」はこちら

これぞ甲州、クリアな味わいは万能選手。甲州ステンレスタンク醸造。

クリアで繊細な、甲州ワインの特長が最もよく現れるのが、ステンレスタンク醸造によって造られたワイン。甲州ブドウのワインが持つ柑橘の香りや、上品なアロマを堪能できるスタイルです。スッキリとしたフレッシュな味わいは日本料理にぴったりで、刺身や天ぷらなどに合わせるのもおすすめです。

▼「甲州ワインのアイテムリスト」はこちら
▼「品種リスト」はこちら

甲州が、アッサンブラージュで高い次元に。甲州ブレンドワイン。

繊細で淡泊な味わいの甲州ワインは、ブレンドワインのベースとしても非常に優秀。主張が強めの品種のバランスを整えたり、逆に香り高い品種をブレンドして新しい味わいを造ったり、各ワイナリーの醸造家やブレンダーの腕の見せどころです。実際に飲み比べてみれば、必ず新しい発見があるはずです。

▼「甲州ワインのアイテムリスト」はこちら
▼「品種リスト」はこちら

樽香で円熟味を増した、芳醇な味わい。甲州樽熟成ワイン&ブランデー。

香ばしく豊かな樽香を楽しめる、甲州樽熟成ワインはクラシックな名品ぞろい。繊細さが持ち味の甲州が、リッチにアップデートされています。樽のタイプや熟成の長さ、酸化の度合いなどで、ワイナリーそれぞれの個性が現れるのも面白いところ。ぜひお気に入りを見つけてみてください。また、甲州ワインを蒸留して造った贅沢なブランデーを、樽で熟成させることで、より芳醇な味わいに進化させた希少銘柄も見逃せません。

▼「甲州ワインのアイテムリスト」はこちら
▼「ブランデーのアイテムリスト」はこちら
▼「品種リスト」はこちら

品種で選ぶと、日本ワインはもっと楽しい!ブドウ品種別ガイド 

ブドウ品種で選べば、日本ワインがもっと楽しくなる。日本固有種から欧州系品種まで、品種ガイドと、ワインエキスパートおすすめの銘柄を紹介します。

▼「品種リスト」はこちら

RELATED ARTICLE

関連記事

2023.05.30

【醸造家・渋谷氏が、陶器の壺で仕立てるオレンジワイン】 大好評のうちに完売した、ドメーヌヒデとのコラボワインに新ヴィンテージが登場。"やんちゃな壺"との付き合い方を極めた"ヒデさん"の技が光る、『壺仕立て オレンジ 甲州 2022』が完成!

2023.03.28

【人気のwa-syu別注ラベルに新ヴィンテージが登場!】 オープン記念のリリースで大人気だった『ドメーヌレゾン』の"オレンジワイン"。『wa-syu』のイメージカラーを使ったオリジナルラベルが2022年新ヴィンテージで再び登場!

2021.11.24

【熟成の時を刻む、勝沼トンネルワインカーヴに潜入!】 wa-syuが独自取材!シャトー勝沼のワインが眠る場所。世界でも珍しい、鉄道のトンネルを利用したワインカーヴ。ワインの歴史とロマンあふれる風景をお届け

TOP